伝統をメイク

伝統をメイク
お知らせ


2018年8月1日水曜日

総合科学部社会総合科学科 藤本彩花

【期末レポート】

この講義を通して学んだものは大きく分けて3つある。まずひとつ目は、人形浄瑠璃を通して学んだことである。初めて触れる人形浄瑠璃、初めて顔を合わせるメンバーとの共同作業、など人形浄瑠璃の練習期間中は初めてのことばかりだった。最初は「コミュニケーションをとらなければ」と必死で話そうとしていたが、授業回数を重ねるごとに自然にコミュニケーションをとれるようになっていくことができた。人形浄瑠璃の方は、仕事の分担をしてそれぞれの役割をこなした。私たちのグループは、人間の男の子が人形の女の子に恋をするというストーリーで人形浄瑠璃をした。勘禄さんをはじめとする元チャットモンチーの高橋さん、作曲家の平元さんなどのプロの方々に来ていただいて指導を受け、最初考えていたストーリーを練り直した。そのおかげでより良いものに仕上がったと思う。人形浄瑠璃を通して学んだことは、まず基本的な人形浄瑠璃についてのこと、高橋さんから学んだ詩についてのこと、コミュニケーションのとり方である。最初は知らない人ばかりで構えていて、コミュニケーションをとろうと必死だったが、無理せずリラックスするほうが自然に会話できることに気が付いた。また、留学生と話をすると日本でいると身近すぎて気付かないことや自国のことについて知ることができた。人形浄瑠璃について学ぶことは、地元・徳島の伝統芸能について知るだけでなく異文化を知ることにもつながった。

ふたつ目は、人形浄瑠璃の発表を終えて最後の数回の授業を通して学んだことである。まず、ドイツで放送されている子供向けのアニメを見て、幼少期からの異文化学習について考えた。アニメを通して異文化理解について学ぶのは初めてだった。日本はアニメだけでなく漫画や映画などでも高い技術を持っている国で、幼少期からそれらに触れる機会も多い。しかし、いじめなどについて警告するアニメなどはあるが、異文化理解について教育できるものはあまりないイメージがある。そこで、アニメや漫画を利用して、ただただアニメーションを楽しむだけでなく、同時に異文化交流について教育していくべきではないだろうか。

最後は、留学生による「日本人への提言」を通して学んだものである。彼らの意見の中で最も多かったのが、「日本人は消極的だ」ということだった。以前から日本人は消極的だということはよく聞いていたが、それは日本人の国民性だと思ってあまり深く考えたことがなかった。しかし、自分が海外の大学へ行ったときは現地の学生が積極的にコミュニケーションをとってくれ、日本人が受け身になる形ばかりで、この講義で留学生と話すときも日本人が受け身になっていると気付き、国民性のせいにできないと改めて感じた。これからも外国人と話す機会はあると思うので、「日本人である自分が外国人よりも先に発言すること」などを心がけて「積極的な日本人」を目指していきたいと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿